![カマとん横向き](https://kamaton.com/wp-content/themes/tmp-kamaton/img/top/header_img.jpg)
お客さんをつかんで
離さない縁起物!
カマとん とは?
はじまりは、
先輩が営む居酒屋に飾ってあった、
「カマキリ」の置物を見たこと。
ある看板屋さんの店主が、新聞紙を使って「カマキリ」の置物を作り
自分が気に入った店に置いて回った。
「来た客を掴んで離さへん接客とかサービスをしなさい。」
そういう意味を込めて、入り口向けて飾るようにと。
それを知った焼肉屋の店主のまっせんは、ゲン担ぎが大好きなので、
そのエピソードを気に入り、先輩を通してカマキリをくださいって頼んでた。
その後、また先輩の店に行ったとき、
「そういえばカマキリくださいって話はどうなってますか?まだ貰えないんですか?」
って聞くと、
カマキリを作ってたお父さんが亡くなったので、あげることができなくなったと。
招き猫とか、たぬきとか、ビリケンさんとか、縁起物の文化が、
神戸でも生まれていく!と思っていたのに。
無くなってしまうのがすごく残念で。どうしても嫌やって感情が強くなってきて。
それなら自分が継いで行こうと思った。
つづく・・・
![まっせん](https://kamaton.com/wp-content/themes/tmp-kamaton/img/top/about_img.jpg)
継承者 まっせん
神戸北野坂にある「焼肉SHIRASU北野坂」の店主。
「招き猫とか、たぬきとか、ビリケンさんとか、縁起物の文化が、せっかく神戸でもできるとおもってたのに、なくなってしまうのがすごく残念で。」
どうしても嫌やって感情が強くなってきて、でちょっとその家族さんに連絡してもらって、「あのカマキリオブジェを作ったらダメですか?」って聞いてもらったんです。
ほんなら、「全然いいよ」って。
「父のやってたことを継承してくれるというか、同じようにやってくれるんだったらって嬉しいです」と言って頂けたので、そっから始まったんです。
制作開始!
カマとん継承の道が始まる
が、思った以上に難航。
![](https://kamaton.com/wp-content/themes/tmp-kamaton/img/top/product_img01.jpg)
そこから制作が始まるんですけど、なかなかうまくいかなくて。
ルアーを作ってる知り合いと共同で試作作りを開始。
3Dプリンターでやってみたけど、家庭用の3Dプリンターだと、出来上がったカマキリがすぐに壊れてしまうので、10万くらいの3Dプリンターで製作したら、ある程度よくできるけど、色を塗ると塗装が原因で足が取れたり、もうめっちゃ難しくて。
3Dプリンターだと、出来上がったものを磨かないと行けない手間もあるし。なんだかんだで1体作るのに8時間ぐらいかかったりして、これじゃ量産出来ないので、次は特殊メイクのアーティストしてる知り合いに協力してもらった。
3Dプリンターのデータを送って、中に針金とか入れて再現してもらったけど、この作業を仕事で受けると、結構な金額になるとのこと。まあ、すごい手間がかかるので、そりゃそうですね。
それで企業に依頼することも考えて、いろいろ当たったけど、高くて。大体@5万ぐらいしてしまうので、やっぱり自分で作らないとなぁと思ってたけど、コロナがあけてきて忙しくなってきたので、なかなか進まず。
そうこうしてたら、久しぶりに店に来てくれたお客様が、「久しぶりですけど覚えてます?」って話になって、たしか八十島プロシードで働いてた~って盛り上がり。 実はカマキリオブジェの制作の企業を探しているときに、WEB検索で八十島プロシードが1番に出てきてたんですよ。でも、やっぱそういうおもちゃみたいな物の制作とかは無理やろなぁと思ったんですけど、その人が、前よりも出世してはってたので、ダメ元で聞いたら会社で相談してくれて、受けてくれることになったんです。
ただ、金額が想定外で、他県の業者も紹介してくれたんですけど、塗装とか他の作業はこちらでするし、神戸発祥のものやから、神戸で作りたいって無理をお願いしたら、ちょっと上に取り合います。言ってくれて、皆様の協力により、なんとか想定内におさめることが出来ました。
![着色前カマとん](https://kamaton.com/wp-content/themes/tmp-kamaton/img/top/product_img02.jpg)
![着色後カマとん](https://kamaton.com/wp-content/themes/tmp-kamaton/img/top/product_img03.jpg)
![カマとん](https://kamaton.com/wp-content/themes/tmp-kamaton/img/top/product_img04.jpg)
ということで、塗装は自分ですることになり、試しに100均のスプレーで塗ってみたら、全然だめで、友達に塗装屋を紹介してっていうたら、プラモデルの塗装をしてる人を教えてもらって、家まで行って教えてもらった。 なんとか上手に塗れるようになって、100体完成!
“仕上げ”
縁起物としての最後の仕上げ
来上がった100体を持って、復興という意味も含めたくて、生田神社にお願いしてご祈祷してもらってきました。
これをみんなが置くことによって、商売の底上げに貢献できたら、いいことが起こってくれたらって願いを込めて、お世話になった方たちに配りに行きます。
![祈祷](https://kamaton.com/wp-content/themes/tmp-kamaton/img/top/finish_img01.jpg)
“神戸”から広めたい
今後は、この縁起物「カマとん」を
神戸から広めたい!!
今後は、この商売繁盛のシンボルを神戸から広めたい!!
カマキリは古くから、「幸運をもたらす存在」「神の使い」として
縁起のいい生き物として親しまれてきました。
- ・道を切り開いて問題解決へと導いてくれる
- ・ギリシャ語で「マンティス」といい「預言者」という意味がある
- ・古代ギリシヤでは、「良い未来をもたらす拝み虫」といわれ幸運で縁起が良い
- ・一度にたくさんの卵を生むことから、「子宝の象徴」でもある
良い未来をもたらしてくれる神の使い、
問題の解決へと導いてくれる幸運をもたらす存在
お客様を掴んで離さない商売繁盛の神の使い、
幸運をもたらす拝み虫
このカマキリのオブジェ「カマとん」を神戸から世界に広めていきたいです。